失敗しない!ポスターの壁付け方|種類別おすすめテープ&アイテム10選

「お気に入りのポスターを飾りたいけど、賃貸だから壁を傷つけたくない…」とお悩みではありませんか?この記事では、ポスターを壁に貼る前に知っておくべき注意点や、失敗しない貼り方、さらに壁の素材別に最適なアイテムを10種類ご紹介します。100円ショップですぐに手に入るものから、おしゃれな専門店アイテムまで幅広くピックアップしました。この記事を読めば、あなたにぴったりの方法が見つかるはず。ぜひ最後まで読んで、ポスターを素敵に飾ってみましょう!

1. ポスターを壁に貼る前の3つの注意点

1.1 賃貸住宅の場合の注意点

  • 賃貸住宅では、壁紙を傷つけたり、跡が残ったりするような貼り方は避けましょう。退去時に原状回復費用を請求される可能性があります。賃貸契約書をよく確認し、不明な点は不動産会社に問い合わせておきましょう。
  • 特に、高温になる場所や水回り付近は、粘着力が弱まったり、壁紙が剥がれやすくなったりする可能性があります。注意書きをよく読んでから使用しましょう。

1.2 貼る壁の素材の注意点

  • 壁紙の素材によって、適した貼り方が異なります。ツルツルした壁紙には、粘着力の強いテープやシールが適しています。凹凸のある壁紙には、ピンやフックが適しています。和紙などデリケートな素材の壁紙には、マスキングテープや専用の両面テープを使いましょう。壁紙の素材に合った貼り方を選ばないと、壁紙が剥がれたり、傷ついたりする可能性があります。
  • コンクリートの壁にポスターを貼る場合は、専用の両面テープや接着剤を使用しましょう。コンクリートは表面が粗いため、一般的なテープでは剥がれやすいです。また、画鋲やピンは刺さりません。賃貸住宅の場合、コンクリートに直接貼り付けることは避け、マスキングテープなどを貼った上からポスターを貼るようにしましょう。跡が残りにくく、壁紙を傷つけずに済みます。
  • タイルの壁にポスターを貼る場合は、吸盤タイプのフックや、タイル専用の両面テープを使用しましょう。タイルは表面が滑りやすいため、一般的なテープでは剥がれやすいです。また、画鋲やピンは刺さりません。賃貸住宅の場合、タイルに直接貼り付けることは避け、マスキングテープなどを貼った上からポスターを貼るようにしましょう。跡が残りにくく、タイルを傷つけずに済みます。ガラス面にポスターを貼る場合は、吸盤タイプのフックや、ガラス専用の両面テープを使用しましょう。ガラスは表面が滑りやすいため、一般的なテープでは剥がれやすいです。また、画鋲やピンは刺さりません。
  • 木製の壁にポスターを貼る場合は、画鋲やピン、押しピンを使用するのが一般的です。ただし、賃貸住宅の場合は、壁に穴を開ける前に、不動産会社に確認を取りましょう。許可なく穴を開けると、退去時に原状回復費用を請求される可能性があります。木製の壁に穴を開けたくない場合は、マスキングテープや専用の両面テープを使用しましょう。
壁の素材 使用できるアイテム
壁紙(ツルツル) 粘着力の強いテープ、シール、ポスターハンガー
壁紙(凹凸) ピン、フック、ポスターハンガー
壁紙(和紙など) マスキングテープ、専用の両面テープ、ポスターハンガー
コンクリート 専用の両面テープ、接着剤
タイル 吸盤タイプのフック、タイル専用の両面テープ
ガラス 吸盤タイプのフック、ガラス専用の両面テープ
画鋲、ピン、押しピン、マスキングテープ、専用の両面テープ、ポスターハンガー

出典: 壁を傷つけずに収納術|ニトリ

1.3 ポスターの素材の注意点

  • ポスターの素材によっては、適さない貼り方があります。紙製のポスターは、水に弱いため、水回りに貼る場合は注意が必要です。また、粘着力の強いテープを使用すると、剥がす際にポスターが破れる可能性があります。紙製のポスターを貼る場合は、マスキングテープや専用の両面テープを使用しましょう。布製のポスターは、水に強いため、水回りにも安心して貼ることができます。ただし、重量があるため、粘着力の弱いテープを使用すると、剥がれ落ちることがあります。布製のポスターを貼る場合は、粘着力の強いテープや、フックを使用しましょう。プラスチック製のポスターは、水に強く、耐久性も高いため、どのような場所にも貼ることができます。ただし、ツルツルした素材のため、粘着力の弱いテープを使用すると、剥がれ落ちることがあります。プラスチック製のポスターを貼る場合は、粘着力の強いテープや、フックを使用しましょう。

2. 【種類別】ポスターの貼り方別おすすめアイテム10選

2.1 テープで貼る

テープは手軽にポスターを貼れるアイテムとして人気ですが、使用するテープの種類によっては、壁紙を剥がしてしまったり、テープ跡が残ったりする可能性があります。ポスターを貼る壁の素材やポスターの素材に合ったテープを選びましょう。ここでは、ポスター貼りに適したおすすめのテープを3つご紹介します。

2.1.1 おすすめテープ3選

商品名 メーカー名 特徴 用途
Scotch はってはがせる両面テープ 壁紙用 3M 貼って剥がせるタイプの両面テープ。壁紙に使用しても、のり残りしにくい。 一般的な紙製のポスターを壁紙に貼る場合におすすめ。
ニチバン ナイスタック 両面テープ はくり紙に切れ目入り ニチバン はくり紙に切れ目が入っているので、テープが貼りやすい。ポスターを剥がす際も、壁紙を傷つけにくい。 紙製のポスターなど、軽めのものを貼る場合におすすめ。
コクヨ テープのり ドットライナー 強粘着 コクヨ 細かいドット状ののりで、強力に接着するテープのり。写真や厚紙などにも使用できる。 厚手のポスターや、水性ペンで描いたポスターなど、剥がれやすいものを貼る場合におすすめ。

2.2 画鋲・ピンで貼る

画鋲やピンは、賃貸住宅でも使用できるケースが多いアイテムです。ただし、壁に穴が開いてしまうため、使用前に賃貸契約の内容を確認するなど注意が必要です。また、ポスターを貼る位置を事前に決めておかないと、穴だらけになってしまう可能性があります。画鋲やピンを使用する際は、跡が目立ちにくいタイプや、細いタイプを選ぶと良いでしょう。

2.2.1 おすすめ画鋲・ピン3選

商品名 メーカー名 特徴 用途
サンケーキコム 画鋲 透明 15本入 サンケーキコム 透明なので、目立ちにくい画鋲。 白い壁や、明るい色の壁紙にポスターを貼る場合におすすめ。
オート スーパークリップ SC-400 オート 針を使わないクリップタイプの画鋲。壁紙を傷つけにくく、跡が残りにくい。 賃貸住宅など、壁紙を傷つけたくない場合におすすめ。
無印良品 ステンレスピンフック 無印良品 細いピンなので、跡が目立ちにくい。ポスター以外にも、写真やポストカードなどを飾るのにも使える。 様々なサイズのポスターを飾りたい場合や、他のアイテムも一緒に飾りたい場合におすすめ。

2.3 貼って剥がせるアイテムで貼る

貼って剥がせるアイテムは、その名の通り、貼ったり剥がしたりできる便利なアイテムです。賃貸住宅でも安心して使用できるものが多く、ポスターを頻繁に交換したい場合にも最適です。最近では、様々な種類が登場しており、粘着力の強さやデザインも豊富です。壁紙を傷つけたくない場合や、ポスターを綺麗に剥がしたい場合は、貼って剥がせるアイテムの使用がおすすめです。

2.3.1 おすすめ貼って剥がせるアイテム4選

商品名 メーカー名 特徴 用途
ひっつきにくいマスキングテープ カモ井加工紙 貼ってはがせるマスキングテープ。ポスターのアクセントにもなる。 ポスターの四隅を固定するように貼る方法や、額縁のように貼る方法など、様々な使い方ができる。
イージーポスターウォールステッカー リンテックコマース ポスターの裏面に貼るだけで、簡単に貼って剥がせるようになるシート。 様々なサイズのポスターに対応。
コマンドタブ 3M 貼って剥がせる両面テープ。透明なので、目立ちにくい。 壁紙を傷つけずにポスターを貼りたい場合におすすめ。
ブルータック セメダイン 練り消しのように使える粘着剤。ポスターを貼ったり、剥がしたりするのが簡単。 繰り返し使用できる。賃貸住宅でも安心して使用できる。

ポスターを壁に貼る際には、賃貸住宅の場合、壁紙を傷つけないように注意が必要です。画鋲やピンを使用する場合は、賃貸契約の内容を確認し、使用が認められているかを確認しましょう。壁紙を傷つけたくない場合は、貼って剥がせる両面テープや粘着剤を使用するのがおすすめです。
また、ポスターを綺麗に貼るためには、事前に壁の汚れやほこりを落としておくことが大切です。汚れやほこりが付着した状態だと、テープや画鋲の粘着力が弱まり、ポスターが剥がれやすくなってしまいます。
これらのポイントを踏まえ、今回ご紹介したアイテムを参考にしながら、ご自身の環境や好みに合ったポスターの貼り方を見つけてみてください。

3. 【壁の素材別】どんなアイテムを使えばいい?

ポスターを貼る壁の素材によって、適したアイテムは異なります。ここでは、素材別に最適なアイテムや注意点をご紹介します。

3.1 壁紙

種類 特徴 おすすめアイテム 注意点
一般的なビニルクロス 表面がツルツルしていて、剥がしやすい
  • ブルタック
  • ひっつき虫
  • マスキングテープ
  • ポスター用両面テープ
  • 長時間貼ったままにすると、跡が残ったり、壁紙が剥がれる可能性があります。特に、賃貸住宅の場合は注意が必要です。(ニトリ)
紙製の壁紙 デリケートな素材で、傷がつきやすい
  • マスキングテープ(弱粘着タイプ)
  • 画鋲(細いタイプ)
  • テープや画鋲の跡が残る可能性が高いので、目立たない場所に貼るか、剥がす際に注意が必要です。

3.2 コンクリート

種類 特徴 おすすめアイテム 注意点
打ちっぱなしコンクリート 表面が粗く、テープが貼り付きにくい場合がある
  • 強力両面テープ
  • 接着剤
  • 画鋲
  • 接着剤や強力な両面テープを使用すると、剥がす際にコンクリートが剥がれる可能性があります。賃貸住宅の場合は、事前に管理会社に確認しましょう。
塗装されたコンクリート 塗装の種類によっては、テープが貼り付きにくい場合がある
  • マスキングテープ
  • ポスター用両面テープ
  • 画鋲
  • 塗装の種類によっては、テープや画鋲の跡が残る可能性があります。目立たない場所に貼るか、剥がす際に注意が必要です。

3.3 タイル

種類 特徴 おすすめアイテム 注意点
一般的なタイル 表面がツルツルしていて、テープが剥がれやすい
  • 強力両面テープ
  • 吸盤フック
  • タイルの目地部分にテープを貼ると、剥がれやすくなるので注意が必要です。また、吸盤フックを使用する場合は、タイルのサイズに合ったものを選びましょう。

3.4 ガラス

種類 特徴 おすすめアイテム 注意点
一般的なガラス 透明なので、跡が目立ちやすい
  • 静電気で貼れるシート
  • 吸盤フック
  • 透明な両面テープ
  • テープ跡が残らないように、剥がす際に注意が必要です。また、静電気で貼れるシートは、ガラスの汚れや油分をしっかり拭き取ってから貼りましょう。(ASKUL)

3.5 木

種類 特徴 おすすめアイテム 注意点
無垢材 表面に凹凸があるため、テープが密着しにくい場合がある
  • 押しピン
  • 画鋲
  • 木工用ボンド
  • 画鋲や押しピンを刺す場合は、木目に沿って刺すと目立ちにくくなります。木工用ボンドを使用する場合は、ポスターの裏面全体に均一に塗布しましょう。
合板 表面が滑らかで、テープが貼りやすい
  • マスキングテープ
  • ポスター用両面テープ
  • 押しピン
  • テープを剥がす際に、表面が剥がれる可能性があります。目立たない場所に貼るか、剥がす際に注意が必要です。

4. ポスターを綺麗に貼るコツ

せっかくポスターを貼るなら、シワやヨレ、空気が入らず綺麗に仕上げたいですよね。ここでは、ポスターを美しく貼るためのコツをご紹介します。

4.1 下準備をしっかり行う

ポスターを綺麗に貼るためには、事前の準備が重要です。以下の点をチェックしましょう。

  • ポスターのサイズを測り、貼る位置を決める
  • 壁の汚れやホコリをきれいに拭き取る
  • 必要な道具を準備する(テープ、ハサミ、定規、マスキングテープなど)

4.2 テープの貼り方にこだわる

テープでポスターを貼る場合、以下のポイントを押さえることで、より綺麗に仕上げることができます。

  • ポスターの四隅だけでなく、辺の中央にもテープを貼ると、より安定感が増します。
  • テープが目立たないように、ポスターの裏側にテープを折り込むように貼ると良いでしょう。
  • マスキングテープをガイド代わりに使うと、位置決めがしやすいです。

4.2.1 おすすめのテープの貼り方

貼り方 説明 画像
四隅貼り ポスターの四隅にテープを貼る基本的な方法。簡単に貼れるが、剥がれやすい場合もある。 ポスターの四隅貼りのイメージ画像
十字貼り ポスターの中央にもテープを十字に貼る方法。四隅貼りよりも安定感が増す。 ポスターの十字貼りのイメージ画像
裏側折り込み貼り テープをポスターの裏側に折り込むように貼る方法。テープが目立たず、綺麗に仕上がる。 ポスターの裏側折り込み貼りのイメージ画像

※上記は一例です。ポスターのサイズや材質、壁の素材に合わせて適切な貼り方を選びましょう。

4.3 空気を抜く

ポスターを貼る際に空気が入ってしまった場合は、乾いた布やタオルで中央から外側に向かって優しく押し出すように空気を抜いていきましょう。ヘラなどを使うと、ポスターの表面を傷つけてしまう可能性があるので注意が必要です。

4.4 水平・垂直を意識する

ポスターを貼る際は、水平と垂直を意識することが大切です。水平器やスマホのアプリを利用したり、壁のラインを目安にしたりすると、曲がらずに綺麗に貼ることができます。

4.5 賃貸住宅の場合は特に注意が必要

賃貸住宅の場合、退去時に壁紙の原状回復を求められることがあります。剥がせるタイプのテープや画鋲を使用するなど、壁紙に damage を与えない方法を選びましょう。心配な場合は、事前に管理会社に相談することをおすすめします。賃貸住宅の壁にポスターを貼る際の注意点については、こちらの記事も参考にしてみてください。

5. ポスターを剥がす時の注意点

せっかく綺麗に貼ったポスターも、剥がす時に失敗してしまうと台無しです。壁紙を傷つけたり、ポスター自体を破損したりしないよう、以下の注意点を守って丁寧に剥がしましょう。

5.1 テープやポスターを剥がす時の注意点

  • 端からゆっくりと: テープやポスターの端を爪やピンセットで少しだけ起こし、ゆっくりと剥がしていきます。勢いよく剥がすと、壁紙を傷つけたり、ポスターが破れたりする原因になります。
  • ドライヤーを使う: 粘着テープの粘着剤は熱を加えると柔らかくなる性質があります。ドライヤーの温風を当てながら剥がすと、綺麗に剥がれやすくなります。ただし、熱しすぎると壁紙の変色やポスターの劣化に繋がるため、様子を見ながら行いましょう。ドライヤーを使う場合は、使用上の注意をよく確認してください。
  • 剥がした後のベタベタは除去: テープを剥がした後に残った粘着剤は、そのままにしておくとホコリや汚れが付着しやすくなります。消しゴムでこすったり、市販のシール剥がし剤を使用したりして綺麗に除去しましょう。シール剥がし剤を使用する際は、目立たない場所で試してから使用し、使用上の注意をよく読んでください。

5.2 アイテム別に剥がす時の注意点

5.2.1 画鋲・ピン

  • 穴が目立たないように: 画鋲やピンを抜いた後、針穴が目立つ場合は、周囲の壁紙を軽くこすって目立たなくしましょう。

5.2.2 貼って剥がせるアイテム

  • 繰り返し使用時の注意点: 貼って剥がせるタイプのアイテムは、繰り返し使用できるものもありますが、粘着力が弱くなったり、剥がれやすくなったりすることがあります。繰り返し使用する場合は、粘着面の汚れを軽く拭き取ってから使用しましょう。また、使用回数や保管状態によっては粘着力が低下するため、買い替えも検討しましょう。

5.3 素材別に剥がす時の注意点

壁の素材 注意点
壁紙 壁紙の種類によっては、表面が剥がれやすいものがあります。特に、古い壁紙や薄い壁紙は注意が必要です。剥がす際は、無理に引っ張らず、ゆっくりと剥がしましょう。
コンクリート コンクリートは表面が粗いため、テープやポスターを剥がす際に、一部が残ってしまうことがあります。残った場合は、爪楊枝やピンセットを使って丁寧に除去しましょう。
タイル タイルは表面が滑らかで剥がしやすいですが、目地部分にテープや粘着剤が残ることがあります。目地ブラシや綿棒を使って丁寧に除去しましょう。
ガラス ガラスは表面が滑らかで剥がしやすいですが、指紋や油脂が付着しやすい素材です。剥がす前に、ガラスクリーナーなどで汚れを落としておきましょう。
木は表面がデリケートなため、テープや粘着剤を使用する場合は、変色や変質の可能性があります。目立たない場所で試してから使用するか、マスキングテープなど、剥がしやすいタイプのテープを使用しましょう。

6. まとめ

この記事では、ポスターを壁に貼る際の方法や注意点、おすすめアイテムを紹介しました。賃貸住宅では剥がせるアイテムの使用が必須です。壁の素材に合ったアイテムを選ぶことで、綺麗に貼ることができ、剥がす際も跡を残しにくくなります。ポスターを貼る際は、事前に壁の素材や状態をよく確認し、適切な方法を選びましょう。今回紹介した内容を参考にして、お気に入りのポスターをお部屋に飾ってください。